場所はとっても大きなライブハウス。
お客さんはいっぱい。
僕は最前列にいて右手には愛用のキングブレードを握っていました。
オレンジにして点灯していました。
とってもワクワクしていたことを覚えています。
そして緊張で胸が張り裂けそうでした。
SEが大きくなって、ステージ上にKOBerrieS♪が登場。
「KOBerrieS♪キター！！！」といつものように叫びます。
コンプレッサーの効いたキックとスネアのサウンドが爆音で鳴り響きます。
「絶対最後乃恋宣言、キターーーー！！！」と絶叫する僕。
「ウリャ！」担当の方が不在だったので、僕が「ウリャ！」をがんばります。
「ウリャ！」「オイ！」「ウリャ！」「オイ！」
「あー、よっしゃいくぞー！」からのタイガーファイヤー。
スムーズにAメロに入って手拍子。
BメロのPPPHでは残念ながらひざの都合でジャンプできません。
それでも精一杯の指さし。
サビ前の「よっしゃいくぞー！！！」もきれいに入ります。
サビで4分音符でのクラップで曲の流れを加速。
「Beat Emotion!!!」のシャウトでさらに高まります。
2番Aメロでじっくりと温めます。
またまたBメロで勢いを増して、間奏へ。
「オイ！」「オイ！」を力の限り繰り出しながら、かにゃんさんのダンスを堪能。
名前のコールは今まで通り。
「あやね！」「いちこ！」「かにゃん！」「なな！」
「まゆ！」「まりん！」「みゆ！」「めい！ゆうり！」
そしてDメロでクラップケチャ。
だんだんケチャをするお客さんが増えていきます。
「いくぞー！！！」の掛け声とともに、下手を大きく指さしました。
するとたくさんのお客さんが横移動！！！
戻ってきて、
最前からお客さんに一気に後方まで下がってもらいます。
「ダッシュケチャするんで下がってください！」
そして落ちサビでのダッシュケチャ！
全力です。本気で駆け寄りました。
最前どセンを中心に、同心円状に広がるクラップケチャの波。
そして手にはオレンジ色のサイリウム。
それは美しい光景でした。
次々に殺到する人たち。
重なる手。
エモーショナルなケチャ。
ステージを見つめる目。
客席を見るメンバーのまなざし。
すべてが溶け合った瞬間でした。
「Beat Emotion!」の掛け声で
魔法が解けたかの様に散っていくオーディエンス。
笑顔にあふれていました。
酸欠になりながらも「ウリャ！」「オイ！」と叫んでいるあたりで
目が覚めました。
夢だったのです。
2014年8月1日金曜日。
東京都江東区青海。
Zepp DiverCity Tokyo。
キャパ2473人。
KOBerrieS♪がこのステージに立ちます。
神戸から来た神戸のアイドルが、東京で晴れ舞台に立ちます。
ほとんどのお客さんにとって見知らぬアーティスト、KOBerrieS♪。
きっととんでもないことをやってくれるはずです。
彼女たちなら、できるはず。信じています。
僕の見た夢は、正夢になるような気がするんです。
お台場で一緒に夢を見ませんか？
Zepp DiverCityで待っています。
