2010年3月12日金曜日

まとめ:フォローの増やし方:タイムライン構築ガイド

「Twitterをはじめてはみたものの、どうしたらいいかわからない」、そんな声を聞きます。
それに対する答えです。


まずは、興味のあるキーワードで検索しましょう!
検索で、でてきたひとの「ツイート」や「bio」を”読んで”いいかんじだったら「とりあえずフォロー」してみましょう。

Twitterの公式検索は、うまくキーワードがひっかからないことがあります。そこで単語を変えてみます。
たとえば「うみにー」ではだめで、「うみに」だと検索できる、とか。


「とりあえずフォロー」、とかいたのは、「アンフォローするのは簡単」だからです。
判断したり、悩んだりする時間、コストを考えると、とりあえずフォローしたほうが楽ですね。
この方法で特定のテーマに興味のあるひとたちをフォローしたTLが出来ます。


次にこのTLを読みましょう。流し読みでいいです。
絞りこんだテーマ以外の話題もながれます。
このうち、興味深いものを拾ってみます。たとえば 「9nine」 とか、「AKB48」 とか。
ここで得られた新たなキーワードでまた単語検索をして、ユーザーを見つけます
これを繰り返して世界を広げます。

このあたりで、「ハッシュタグ」 #hogehoge の存在に気づきます。
ハッシュタグで検索すると、効率よく話題にのっかれます。
ハッシュタグによる検索で「クラスタ」とよばれる同好のユーザーの集合にアクセスできるわけです。

またここで気になるユーザーをさがしましょう。
自分がツイートするときも、「ハッシュタグは発言の到達範囲を大きく広げてくれます」ので有効です。



ここまでくると、全然違う方法で増やすフェイズになります。

RTされてくる発言」をよく読みましょう。
RT元のユーザーのツイートを読んで、気にいったらフォロー。
これを繰り返すと、いわゆる「有名なユーザー」に到達することができるでしょう。
RTされる発言にはそれなりの理由があるのです。


RTについて。「重要なツイートは、時間差で何度もRTされてきます」。
つまり、「TLで何度も見かけるRTは、価値が高い可能性が高い」。
こういうのには、とりあえず乗っておきましょう。

RTを拾うと、かなり世界が広がると思います。
このあたりで、一度フォローを見直しましょう。
自分にあわない発言をするひとがいたら、アンフォローしていいのです。
自分のTLは自分で作る、自分のものです。がんがんいきましょう。
僕の基準はシンプルで「ネガティブ発言が多いアカウントをアンフォロー」です。
TLにネガティブなツイートが並ぶと無意識に影響を受けてしまうから、です。
「その人がきらい」なのではなく、あくまでも「ツイートがネガティブだから」。


まとめ
・単語検索とハッシュタグで、話題別フォロー
・RTで広げるフォロー
・これで1000フォローくらいになる
・ここまでで半分


フォロー数に関する目安。
300までは何もしなくても読めるし、WEBでも見通せます。
300を超えて500くらいになるともう追いきれないのでツール、クライアントの導入が必要です。
普通のひとは800くらいが読める上限でしょう。

800を超えるとTLをさかのぼって追いかけられなくなります。
ここで「TLを追わない」という決断が必要です。
追いたい人はフォローを整理するか、リストを導入しましょう。
TLをおわなくなるといろいろとすっきりします。
すっきりさっぱり!


フォロー800を超えると、TLの模様はどうなるのでしょうか?
じつはあまり変わりません。
というのも、ある時間帯にアクティブな人、というのはある程度限られているからです。
瞬間的な流速は上がりますが、心配するほどではありません。

ただし、「どうしても追いかけたい人」がいる場合は、リストを活用して別に読みましょう。
つまりフォローに「どうしても読みたい」「その他」という重み付けをつけるわけですね。
クライアントもリスト対応のものを使うべきです。

フォローミー祭などには乗りません。
「フォロワー数を増やすことが目的ではない」からです。
一方で否定もしません。ノイズを混ぜることにより思わぬ発見があるかもしれません。


twitterは脳の拡張、シナプスに近い、と考えています。
フォローは、脳細胞の数で、ツイートはシナプスの発火、とかそんなメタファーを。

リストの活用について。
最近はリスト機能が使えますので活用しましょう。


活用その1)フィルタとして。
フォローを増やしてTLを充実していくと話題がTL上に混在します。
そこで一部を抽出するためにリストを活用するのです。
知り合いリストを作っておくと、身近な人のツイートを見逃さずにすみます。
コミュニケーションツールとしてツイッターを活用するならば、このリストはマストでしょう。
僕は、「friend」という名前で、「非公開」にしています。
なぜ非公開かというと公開リストは、誰でも閲覧できるので、
思わぬリスクとなることがありえる、かも、しれない、からです。
心配しすぎかもしれませんが、あとからリストを公開するのは簡単なので、とりあえず非公開で作ってみてください。

リスト活用2)フォロー探索の元ネタ
いろいろな人をフォローすると、リストを作っている人を見つけることができます。
この方々が、有用なリストを公開されている場合があります。
これらを足がかりに、芋づる式にフォローをすることができますね。
さらに、リスト経由でフォローしたひとが、リストを作っていることもありますし、他の方のリストを購読していることもあります。 

リストの活用3)リストの購読。
フォローを増やさずに、リストを購読する、あるいはリストにユーザーを登録するとその人の

ツイートが、読めますね。
しかしこれだと公式RTが流れてこない、DMが送れない、という課題があります。
やはり「フォロー」と「リストでの購読」は別物だと捉えています。
「フォロー」はスタティック、「リストでの購読」はテンポラリ、でしょうか?


上の方法で、僕は2500アカウントをフォローしています。
このTLから得られる情報は、たいへんありがたい。
僕の世界を広げてくれました。とても感謝しています。
みなさんありがとうございます。

そしてこの記事を読んで、ツイッターを楽しむひとがもっと増えれば幸いです。

参考書籍
Twitter使いこなし術 パワーユーザー100人の「技」を公開 (アスキー新書)
根岸 智幸
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 2145



関連記事

0 件のコメント:

コメントを投稿